




























朝から霧が深い、明らかに湿度が高くなってきた。
小麦畑も葡萄畑ももう見かけない。たまに後ろから大群で歩いてくる牛たち、たまに羊。匂いは牧場。カラッと感はどこへ行ったのか。ここはガリシア、スペインの西側だ。
大都市サリアに着いた。ここからサンティアゴまで残り100キロだ。ここから巡礼を始める人もいる。100キロ巡礼だ。
久々に都会のパン屋さんがあったので突入した。おソノさんが販売をしていた。まさにパン屋の女性だ。ニシンのパイが食べたくなった。帰ったら作ろうかな。薪窯ニシンパイ。またパイだ。どこまでいってもスペインはパイだ。
パンもいい感じなので食料補給を兼ねてたくさん買った。ここはパンはハード系のシンプルなものばかりだけれどお洒落です。パンに合わせるチーズやハムも冷蔵ショウケースに並べてあります。
サリアの街中でパンを食べる巡礼女子を発見しました。
いっそう可愛く見えます。
なんか調子良くてたくさん歩いてしまいました。
Portomarínは大きな川沿いの丘のある街で気持ちいいです。鳥の鳴き声が良く聞こえる。
スーパーでトマトだけ買ってパンと食べる。常備しているオリーブオイルと合わせる。パンコントマテだ。それにビールがあればどんなフルコースよりも贅沢なディナーだ。
美味しなぁ。
美味しさってなんだろう。
かっこいい松ぼっくりを見つけた。