テレビを見るよりパンから学べ

フランスにいた時にメッセンジャーを使いフランス語を丁寧に教えてくれていたカオリさんにつくばにある超イカしてる石窯パン屋さん、”パネッツァ”のすみやさんを紹介していただきました。

正直、、結構怖い人がやっていたらどうしよう、、僕なんてけちょんけちょんに怒られるなぁ、と内心ビクビクしていました。汗

すみやさん、超いい人でした。おやすみ前の最後の発送準備をしながらというお忙しい中にもかかわらず、窯についてもなんでも丁寧に質問に答えていただき。。パンの原点について語るすみやさん、かっこいいです。

tシャツについた小麦粉がその日の仕事を物語っています。

韓国のレンガ、初めて知りました。耐火煉瓦に穴が空いていて、色々使いやすそうでした。

窯は綺麗なの丸いドーム型です。プロがつんだドームはもはや芸術でした。蒸気なんていらねー!モップでゴシゴシで蒸気なんてでるかー!白い小麦なんて・・・八郷の山だから大丈夫(^ ^)と言ってみんなで笑っちゃいました。。窯が作りたくなりました。パンも焼きたいな。

その後、外のベンチで猫を交えてすみやさんとカオリさんと僕で井戸端会議をしました。原発の話をしました。原発に関することよりも、どうしたら日本で日常的に少し匂うことに関して話ができるのか、家族揃ってご飯を食べる時間こそ、テレビをみるよりも話すべき大切なことが山ほどあるのです。真夏の真っ昼間から熱い話になってしまいました。臭いものこそ、蓋をするだけではなく、しっかり発酵させて分解して還元していくべきなのです。自分にそう言い聞かせるように。

おや、すみやさんが小さな妖精を抱えていますね。スクープです。

某週刊誌にいくらで売ろうか考えています。

再来年の4月1日に発表されるみたいです。

帰ってからパネパンが入った袋を開くとパンが今すぐたべてと話しかけてきました。食べるといつの間にかパンは無くなってました。すごく食べやすかったのです。想像していた味と全然違った。ビールだと思って飲んだらりんごジュースだった、みたいな。

パネッツァはイタリアのパンだけど、フランスの田舎で食べた田舎パンも感じました。美味しいなぁ。写真撮る前になくなっちゃった。。

パーネトスカーナは塩が入っていない意味は塩のミネラルやらがなくなる分より粉の味がわかるという意味があったのです。トスカーナの豆系の素朴料理と合わせると美味しいんだろうなぁ。

イタリア行きます!

尚、パネッツァのパンは全国引っ張りだこの超人気パンです。青森から沖縄まで全国に卸先があるようです。パンの美味しさとすみやさんのお人柄があってのことですが、すごいっす〜。

スペイン巡礼22日目

2017.05.30 (tue) Ponferrada – Villafranca del Bierzo (19.1km)

味噌と練りごまのおかげかはわからないけれども昨日の寒気は嘘のように、大丈夫、今日も歩ける。一安心。あんまし長い距離歩くのは今日はやめておこう。。

湿度が上がってきている。そういえば小麦畑一色だった巡礼路も気がつけばぶどうの木が増えている。

ポピーと小麦が混在している場所があった。綺麗。わざとやってるのかな。

二階が壊れかけた家。車は綺麗。住んでるんだ。。

Villafranca del Bierzo到着。今日はここで休もう。休息大事。

初!薪窯のパン屋さん発見。町の人や巡礼者も並んでいる。初めて人がパン屋で並んでいるのを見ました。いいパン屋さんと見た!スペイン語翻訳機を使い研修させてもらえないか聞いて見た。販売の人が奥の職人さん聞きに行って確認してくれたけど、首を縦には振ってはくれなかった。強そうなおじさんでした。。写真は撮っても大丈夫みたいでした。横の扉が燃焼室です。パンの感じ見ると蒸気は入れてないっぽい。どのパンもしっとりしていて今まで食べたパンで一番美味しいです!そば粉が入ったパンに雑穀が練りこんであるパンいいなぁ。

いい歳のおじさんたちが昼間から河原で遊んでいます。こっちでは良く見る光景です。みんな楽しそうです。心のゆとりと経済的なゆとりは比例しないのかな。それを許容する仕組みが素敵です。

ちょっといい私営アルベルゲを取りました。

巡礼路は時間が経つのが遅い。40キロ歩いてもまだまだ時間がある。洗濯して、ご飯食べて、昼寝して、起きてもまだ時間がある。知らないことが多い、不安や緊張がある。そうすると時間が長く感じる。知っていることが多い、安心と安定がある、時間はすぐに過ぎ去って行く。贅沢だけどどっちも必要かな。だから旅に出るんだろうなぁ。

la espiga de oroのバゲットにトマト挟んだだけのボガディージョと豆のカンズメの夕食が沁みる美味しさでした。

スペイン巡礼21日目

2017.05.29 (mon) El Ganso – Ponferrada (40.6km)

久しぶりの山越え。霧雨の中歩き始めた。カメラのレンズが濡れるから何回も拭った。頂上に近づくほど光が注ぎ始めた。空に近いところを歩いたらパンのことなんてどうでもよくなった。この場所に来れてよかった。巡礼してよかった。疲れているはずなのに身体が軽くなって走ってくだった。

Ponferradaに着くと急に身体に違和感を感じ始めた。寒い。あー、これ熱だな。幸いなことに街にBIOの店があった。日本の味噌と練りゴマが売っていたので少し高かったけど買った。今日のアルベルゲはドネーション制の宿だった。若い女性の巡礼者たちは下着か水着がわからない格好で歩き回っている。今の体調には刺激が強すぎた。鼻血出た。

どんどん寒気がブルブル来始めたから持って来た服全部着て、寝袋にくるまってすぐ寝よう。最近歩きすぎかな。

外はまだ明るい。

スペイン巡礼20日目

2017.05.28 (san) Puente/Hospital de Órbigo – El Ganso (32.3km)

起きた時間から歩き始めている。一人だとそんなぐらいがいい。一人だけだと歩くのも結構は早いから遅くても昼過ぎくらいには目的地に到着するし、疲れたらそんなに歩かなくてもいいかなって思えるから気も楽だ。

朝から雨降りそうな天気で少し足早になる。カッパあるし、濡れてもいいんだけどね。

小麦畑にポピーが咲いてる。綺麗だなぁ。わざとかな。これは中川さんに報告です!

オムレツが好きだなぁ。おんなじような写真いっぱいある。味、結構違います。スペインの植林は平野に木を植える感じである。木を栽培している感じ。国土に対して平野が多いからかな。日本は山を植林してしまったから、、勿体無いなぁ。

小雨が降ったり止んだりしていたけど、Astorgamまで着いた。ここで泊まる予定だったけど、余裕があったから少し先に進もう。街中をパン屋の車が走っていていいパンの匂いプンプンしたけど、案の定パンはほとんど売り切れ。次の街に期待しよう。大きなカテドラルに別れを告げた。

石好きなんですよね。小石ですけど。巡礼路には石のアートがたくさんあります。道の上にも。誰が作ってるんだろ。そのままどれくらいの期間残ってるんだろ。みんないじらなくて日本と違うなぁ。

次の街まで意外と遠くて、ん?そろそろやめておこうかな地点に寂れた街発見。猫が迎えてくれた。当たりだ。

ビールはMaho、いつもながらに30キロ超えた後のビールは美味しさが一次元超えます。そのために30キロ以上歩いてます。

セクシーなおねぇさんが作りすぎたから、と言ってパエリアくれた、久々にご飯食べた。オリーブオイルと醤油を混ぜた中山特製ドレッシングをかけるとなんでもさらにうまくなる、ご飯うまい!このドレッシングおねぇさんにも好評でした。スペインで商品化決定しました。

今日泊まってる宿の巡礼者は大人な感じだ。ちょっと高めの宿を取る人たちは静かにパーソナルスペースもある程度確保したい人たちが多いようだ。高いと言っても12ユーロ。ヨーロッパ価格で言ったら格安だ。

ちょっと大人でセクシーなドイツ人の女の人が隣のベッドでドキドキしてしまいました。リビングで恒例の、なんでカミーノ歩いているの?から始まる会話で仲良くなれました。話してみるとドイツ人の人は日本人と話している感じがあって落ち着きます。

夜はみんなでご飯。大盛りパスタ。やっぱり、だれかと食べるご飯は格別です。

フィールシェパース!

スペイン巡礼19日目

2017.05.27 (sat) León – Puente/Hospital de Órbigo

スペインで最もスペインらしい街と言われるLeón未練なく別れを告げて早朝出発。今日も30キロ以上歩く。このくらい歩かないと美味いご飯にはあり付けないと感じ始めてきた。歩くのも慣れだ。遅くても昼過ぎには次の街について半日自由に過ごせると思えば早朝から歩き始めるのはすごく理にかなっています。

Leónも郊外に行くと工業地帯が広がっている。大きなお酒タンクみたいなのがある。手前の糸巻きみたいなのはなんだろう。

猫がゴロゴロ。今日はいい日になりそうだ。途中恒例のスパニッシュオムレツでエネルギー補充。ここのは硬めで少し練り物っぽい。

スペイン人のカップルが仲良く歩いていたので途中まで一緒に。女の人のピチピチな服装好き。

この絵描いた人と話したい。知り合いの人に似てる。

この街は好きらしい。写真が多い。自分、わかりやすいなぁ。Puente/Hospital de Órbigo かっこいい街です。

シエスタの少し前に到着。アルベルゲが開くまで少し時間があるので街を探索。パン屋さんもある。この時間だと小さな町のパン屋さんのパンはほとんど残っていない。やっぱり、パンが主食なんですね。

どんな小さな町でも小さいスーパーの中にチーズとハムは兄弟のように陳列されている。しっかり商ケースに並べられて。もちろんどこもその場で切ってグラム売りしてくれる。パンとハムとチーズがあれば旅はできます。リュックに入れておいても日持ちするし。湿度が低いからかな。体感以上にリュックの中は涼しいのかも。

サンミゲルっていう宿に泊まることに。たくさん絵が飾られてる。いい感じだ。僕も描いてみたけど日本に送った。サンミゲルでサンミゲルを飲んだ。3割り増しくらいで美味しかったです。

教会でお祈りしようと思って珍しく教会に行ったけど掃除中で諦めた。祈るなってことか。祈るなら進もう。

スペイン巡礼18日目

2017.05.26 (fri) Reliegos – León (32km)

朝から雨。しとしと系。当分止みそうにない。しっかり雨の日仕様の服装で出発。お世話になったヴァレリィさんと熱い抱擁。乳房が当たる。ここでも乳房は手の届くところにありました。よく考えると今日30キロ越えの長距離を歩く。雨の中でちょっと心配。レオンに着いたらワインを飲もう。なにせ今日の目的地はワインで有名なLeónだ。ワインが好きなら日本でも聞いたことがある人も。スペインのDOP認証のワインといえば。

雨の日は間髪入れずにさっさと歩く。少し勿体無いんだけど、雨だからしょうがない。雨に中ゆっくり歩いていると色々後でひびく。

なかなかのタイムでLeónに到着した。平地ばかりだと進むの早いな。こっちにきて初めてKFC発見。大都会です。

楽しみにいていた気持ちとは裏腹に、身体の疲れもありすぐに洗濯してシャワーを浴びてベッドに横になりたい衝動に駆られる。アルベルゲは修道院を使った作りで今までで一番大きい。200人収容できるみたい。それでも15時くらいにはいっぱいに。Reliegosで会ったまさき君とシャワー室で再会した。満杯で断られたんだけれども近くにいた別の巡礼者が別のところに行くよ、とひと枠譲ってくれたみたいだ。ほんと重い荷物で死にそうな顔してたからベッドが空いてよかった。

Leónくらいの大都市になると海外からの観光客も多くて店も大衆化されちゃうよなぁ。

ハム屋さんの中で卸で売られていたパンは薪窯で焼かれていそうな雰囲気がする。ここ行ってみたいな。売られていたパンもガリシアのパン!今はパンがかなりリュックに詰まっているし、この先出会うだろことを考えて我慢した。

ここまでくると巡礼者たちもかなりぐったりしている。昼間からベッドが埋まってる。雨だし。

18時くらいになるとすっかり雨も止んでみんな外に出始めた。外は明るい。この時期だと暗くなり始めるのが22時ぐらいからだ。そのくらいの時間の空は白っぽい。日本では見られない空だ。貴重な瞬間。

初めてBIOの店を見つけた。あまり地方には広がっていないように思う。ただ野菜とハムとチーズを食べていると意識しないでも身体に入っていく添加物や化学調味料は日本に比べて格段に少ないです。ハムもチーズも無理して作らないので安くて美味しいです。うらやまし〜。

この街からはそのままフランス人の道を進むのかoviedoに行って山の道に進むのか選べる。まさき君は山の道に、僕はフランス人の道に、サンティアゴでの再会を誓った。

スペイン巡礼17日目

http://www.alberguereliegos.es/index.php?page=contacto
(写真はHPより引用しています)

2017.05.25 thu Sahagún – Reliegos (36.9km)

昨日から巡礼の日程も全て自分で。今までは誰かしらと一緒にいたから自然と周りに合わせていた。別に急いでいるわけでもないし、食べ物もシェアできる。僕は現地のパンをその都度見れればいい。一人となると何が残念かというと、いろいろなものを食べられない。人は食べたことがあるものしか作れないのでこれはかなり勿体無いのです。途中一瞬だけど曇って雨が降りそうになったけどすぐに雲ひとつないいつも通りのスペインの空に戻った。

小麦も色づいてきた。終わりの見えない金色の小麦畑を独り占めしているようで贅沢な気分だ。

気づいたら今日も長丁場を歩く日程になってた。身体の調子もいい。旅が日常になってきたな。歩けば歩くほどトレッキングポールの偉大さを実感しています。そう思うと人間はやっぱり身体的に退化しているのかな。四足歩行から二足歩行になったのは単純にそんなに歩かなくても食料に困らずに生活できるようになったからなのか。でも昔の日本の人たちは長い距離を自分たちの足で移動していた時もあった。うーん、進化なのかなぁ。自分の精進が足りないのか。この先も体を張った実験は続きます。

相変わらず先の見えない巡礼路を歩いている時にオーストラリア人のヴァレリィさんと出会った。英語が通じるのでスペイン人よりもまともに会話になる。どうやら旦那さんが調子が悪く一緒に歩けなかったので自分一人で今回は歩いているそうだ。道の端橋でたわいもない写真を撮っては旦那さんにそれを送っていた。カエルが好きらしく僕がカエルを見つけると喜んで写真を撮っていた。彼女は今日泊まる宿を予約しているらしく僕にもそこに泊まったら、と誘ってくれた。カエルが囁きに耳を貸して僕も彼女の泊まる宿を今日は目指すことに。

Reliegosのアルベルゲアダはイタリア人のピエールさんが一人で切り盛りしているようだ。ヴァレリィはとにかく料理が有名よ、と言っていた。けど金なし貧乏旅なのでそこは我慢して素泊まりに。Sahagúnで買ったパンと小さなスーパーで買った生ハムと食べた。パン美味しい。某コンビニエンスストアーの菓子パン系の食感。やっぱり日本とスペインの味覚は近い。みんなが夕食を食べていて、我慢する方が毒だ!と自分に言い聞かせて僕もご馳走になることに。イタリア人が作るイタリア料理はそりゃ美味い。しかもヴィーガン使用というこだわり。デザートは洋梨がナイフを添えられて出てきた。

今日で418キロ歩いてきた。よかった。まだ歩けている。

スペイン巡礼16日目

2017.05.24 wed Carrión de los Condes – Sahagún (39.7km)

半分くらい歩き終わったかな。

太陽が地平線から顔を出す前に出発。今日は40キロの長い距離を歩く。10時間くらいかかるだろうか。ここまで一緒に旅をしたサニーさんとも自然と別れた。旅はそのくらいの関係がいい。本当に今日からは一人だ。思えばいろんな人に今日までの助走を手伝ってもらっていたんだなぁ。今は不安よりもドキドキと少しの自信がある。大丈夫。迷わず進める。

先の見えない平地が続いている。おかげで地平線から太陽の光が見え始めるその瞬間が見える。17キロほど歩いてようやく最初の街についた。カフェに入ると出発しようと準備している巡礼者が何人かいた。ハードな1日になるので大好きなトルティージャでしっかりエネルギーを補給。一人になると写真の枚数が減る。考えたり考えなかったりしている。特に暑い日は余計に写真撮らなくなります。なんの花だろう。蜂がたくさんいる。そういえばスペインの蜂蜜て食べてないな。蜂蜜の種類も日本と違うんだろうなぁ。今日は本当に巡礼者と会わないなぁ。たまにはこういう風に歩くのもいい。風の音が良く聞こえる。

疲れ果ててたどり着いたSahagúnのアルベルゲは人もまばらで今日の気分にはぴったりの宿だった。昨日会ったまさきくんもここまで歩いたみたい。バックパッカー途中の巡礼で荷物の重さ25キロくらいって言ってた。体細いのにすごいです。トルコ人の彼女と電話してます。うらやまし〜。

さぁ、洗濯して、シャワー浴びて、当初の目的、パンの現地調査です。マイス、セーグル、エポートル、パンの種類増えました!しかも品種違いの食事パンです。これはなかなかテンション上がります。トウモロコシの粉入ったパン美味しです。日本だとパンにしたらめちゃくちゃ高くなるなぁ。やりたいです。トウモロコシの粉、どうにかならないでしょうか。

スペイン巡礼15日目

2017.05.23 tue
FRÓMISTA – CARRIÓN DE LOS CONDES (18,8 KM)

ずーっと、終わりの見えない小麦畑が広がっている。

こんなに小麦食べれるのかな。日本との需要量と供給量とは比べ物にならないです。小麦が主食の国とそうでない国の違いですね。ただ食文化は本当に日本人に合うと思います。パンとご飯が違うだけで。ご飯炊ける時に大量に炊いて韓国人の仲間と分けるんだけど、スペイン人にも食べてもらった。うーん、、、スペイン人には歯ごたえが足りないらしい。確かに。

途中、森の中のオアシスを見つけた。今日は日差しが強くて平地が多いから日陰で休めるところがあると有難い。こういう場所が人工的な感じを出さずに残ってる巡礼路は素敵だ。

カップルで巡礼している韓国人カップルがいた。途中のカフェで話す機会があったので結婚するの?って聞いて見た。多分ね。って。そのあとこのカップルの後ろについて少し遠目に見ながら歩いていたけど、手を繋いで歩いちゃったりなんかして、暑くないのかぁと思った。今日も巡礼路は平和です。

毎回カフェで休憩する時は靴下を脱いで足を乾かします。長い時間炎天下の中歩くので足が汗で蒸れてふやけてきます。そのまま歩くとふやけた部分が水ぶくれになり歩くの大変になります。足を提起的に乾かすのが快適に巡礼するコツです。

羊もたくさん見かけるそこには絵に描いたように羊飼いと犬がいる。

パンが美味しくなってきたからスーパーの野菜と生ハムとかと食べるだけで十分だ。安くて美味しいのだ。食料の豊かさを感じずにはいられない。

まさきくんとカナちゃん、韓国人グループと合流して夜ご飯の買い出しに。ビールばっかりだけど。韓国人は本当によく飲みます。巡礼始めて二日目に会ったジェイルさんとも久々に再開した。多国籍の協奏キッチン。イタリア人が韓国人のユチョンに腕相撲で勝負しようと言ってきた。すごい強そう。さすが戦いの歴史が遺伝子に組み込まれているだけはある。ユチョンも兵役を終えたばかりだ。ぐっと手を握って始まった。ユチョンが勝った。そのあとイタリア人グループが捨て台詞にサッカーで勝負しようって言ってきた。苦笑い。でもそのあとビーツかなぁ、のチーズリゾットをくれた。ユチョンたちは韓国の肉じゃがを作って僕らは親子丼を作った。最後は酒も進んでドイツ人カップルも交えて写真をとった。みんな酔っ払いだ。今日も平和でした。

スペイン巡礼14日目

2017.05.22 Mon

Castrojeriz – Frómista 24.7km

旅が中毒になってきた。

初めて2日間同じ街に滞在しましあた。もう少しゆっくりしたい、という気持ちはわかなかった。かわりに、早く先に進みたい、早く見たことのない景色を見たい、新しい街に足を踏み入れたい、次の街のパンはどんなパンなのだろうか、そういえばこの前の街で会った彼はどうしているだろうか、もしかしたらまた次の街でばったり会えたりなんかして、あ!あのキュートで少しエロいスペイン人の彼女にまた会いたいなぁ、次こそは一緒に写真を撮ってもらおう、とか、小さい頃みたいな気持ちだ。時間が長く感じる。知っていることが増えれば増えるほど、歳を重ねれば重ねるほど時間の感覚は短くなっている。あー、多分、先の見えない巡礼路を歩いているように終わりを予測できないとそこからの逆算とかできないから時間が早かろうが遅かろうがわからない。わからないから時間が長く感じる。そんな時って成長のチャンスなんじゃないか。う〜ん、まさに人生は旅、旅だと思える人生を送りたい。そしたら同じ100年でも200年300年くらいの経験ができるんじゃないかな。

旅がもっと好きになった。

巡礼路は果てしない畑の中を歩くことが多い。でもそこで作業をしている人を見ることはほとんどなかった。そこまで手をかける必要もなく、気候やその土地に合う作物を育てているからなのか、スーパーに売っている野菜やフルーツも恐ろしく安い。機械で代用できる部分はうまく代用もしている。その分農業関係、特に現場作業の雇用は減っていそうだけれど。これからAIが台頭してきたら遅かれ早かれほとんどの分野はAIがやってくれる、パン屋ももちろんそうだ。その時はその時で人間にしかできないことが生まれるだろうから、仕事が減るとか考えるよりも余暇が増えて家族と過ごせる時間が増えたり、自分の趣味に使える時間が増えたりするって考えて、ガッツポーズした穂がいい。

Frómistaのパン屋さんは少しフランス寄りのパンぽく戻った気がしたけど、食べて見るともっと軽いパンだった。薄力粉で作っていて水分少なめ。焼き色も薄い。モロッコのホブスみたいな平たいパンだけどホブスは全粒粉が入っている。こっちは白い。モロッコはアフリカ大陸の北側に位置していて大西洋が近い、魚介類と合わせるならやっぱりパンチ負けしない全粒粉を入れたパンになるのかな。逆に今いるリオハ州はスペインの中より、海に面していない地域で気候もからっと乾いている、だから白っぽいパンなんだろう。勉強になります。

アルベルゲで休んでいたら夕方ごろ出発の準備をして出て行こうとする人がいた。今出たら余裕で夜になっちゃうよ、って言ったら、いま歩きたくなったから、いま出発するわ!って。笑顔で旅立って行った。旅は自由です。