スペイン巡礼25日目

2017.06.02 (fri) Triacastela – Portomarín

朝から霧が深い、明らかに湿度が高くなってきた。

小麦畑も葡萄畑ももう見かけない。たまに後ろから大群で歩いてくる牛たち、たまに羊。匂いは牧場。カラッと感はどこへ行ったのか。ここはガリシア、スペインの西側だ。

大都市サリアに着いた。ここからサンティアゴまで残り100キロだ。ここから巡礼を始める人もいる。100キロ巡礼だ。

久々に都会のパン屋さんがあったので突入した。おソノさんが販売をしていた。まさにパン屋の女性だ。ニシンのパイが食べたくなった。帰ったら作ろうかな。薪窯ニシンパイ。またパイだ。どこまでいってもスペインはパイだ。

パンもいい感じなので食料補給を兼ねてたくさん買った。ここはパンはハード系のシンプルなものばかりだけれどお洒落です。パンに合わせるチーズやハムも冷蔵ショウケースに並べてあります。

サリアの街中でパンを食べる巡礼女子を発見しました。

いっそう可愛く見えます。

なんか調子良くてたくさん歩いてしまいました。

Portomarínは大きな川沿いの丘のある街で気持ちいいです。鳥の鳴き声が良く聞こえる。

スーパーでトマトだけ買ってパンと食べる。常備しているオリーブオイルと合わせる。パンコントマテだ。それにビールがあればどんなフルコースよりも贅沢なディナーだ。

美味しなぁ。

美味しさってなんだろう。

かっこいい松ぼっくりを見つけた。

スペイン巡礼24日目

201 7.06.01 (thu) O Cebreiro – Triacastela (23.1km)

綺麗な朝焼けの中、歩き始めました。久しぶりな気がします。湿度が高くなって空の感じもだいぶ変わりました。日本ぽいのかな。絵本のようなパステルカラーな風景だ。これは気になる女子をデートに誘うにはもってこいです。牛さんのうんこの匂いは愛嬌なので畜産女子を誘えば割増しで喜ばれます。

ガリシア州に入りました。小麦畑もぶどう畑もなくなりました。湿度高め、牛さんがたくさんいます。巡礼路の匂いはまさにウンコの匂い。ガリシア州は畜産が盛んな地域のようです。牛さんがたまに大群で巡礼していました。

かなりハイペースで歩いてきたらしく、少しペース落とそうかな。でも歩いたほうがビール美味しいんですよね。。

標高高めの巡礼でした。山道で木漏れ日が多くて歩きやすいです。

Triacastelaについた。そこまで人も多くなく落ち着いた街です。少し贅沢しようと思いレストランに入ったけど、一品の値段が高い。量も多いけど、こういうとき人といるといいなぁと思う。

ガリシアといえばタコ料理だ。ついにpolboがメニューに現れた。ガリシアに入った証拠だ。タコを塩茹でしてオイルかけてパプリカの粉をまぶしただけのシンプルな料理だ。もうタコの鮮度ありきの料理。こんなシンプルな料理がスペインは多い。いい材料使っているんだから手のこんだことする必要ないよ〜。口を揃えてみんなそう話す。それに土地に合う食べ物、食べ方をわかっているから地元のもので食卓が完結する。いいなぁ。

珍しくバドワイザーを見つけて買ってしまった。

パンも軽くて皮はかなりしっかり焼かれている。粉は白め。デッカいバゲットみたいだ。美味しくなってきました!

スペイン巡礼23日目

2017.05.31 (wed) Villafranca del Bierzo – O Cebreiro (35.1km)

女子の後ろ姿にドキドキするようになってきました。スペイン色に染まってきたのでしょうか。

山登りは霧がつきものです。そんな小雨の中の最初のカフェは落ち着きます。みんな考えは同じなのか、最初のカフェには巡礼者多めです。

家の外にパンがヒョイっとかけられていました。配達はこのくらいラフでいいです。

はれた。からっからの快晴だ。暑いです。山道も急です。ビールの美味しさ3割り増しプラス30キロ越えなのでさらに3割り増しで6割り増しになりました。やばいです。気絶しそうな美味しさでした。気になる方はやって見てください!

ガリシア州に近づいてきて、気候や植物、匂いもだいぶ変わってきた。パンが楽しみだ。

こんな場所で食べたくなるのはパンやハム、チーズ、それに煮込み、オイリーな惣菜。

SUSIじゃないなぁ。

疲れ切って宿に並ぶ写真が今日の最後の一枚。

ガリシア州突入です!

テレビを見るよりパンから学べ

フランスにいた時にメッセンジャーを使いフランス語を丁寧に教えてくれていたカオリさんにつくばにある超イカしてる石窯パン屋さん、”パネッツァ”のすみやさんを紹介していただきました。

正直、、結構怖い人がやっていたらどうしよう、、僕なんてけちょんけちょんに怒られるなぁ、と内心ビクビクしていました。汗

すみやさん、超いい人でした。おやすみ前の最後の発送準備をしながらというお忙しい中にもかかわらず、窯についてもなんでも丁寧に質問に答えていただき。。パンの原点について語るすみやさん、かっこいいです。

tシャツについた小麦粉がその日の仕事を物語っています。

韓国のレンガ、初めて知りました。耐火煉瓦に穴が空いていて、色々使いやすそうでした。

窯は綺麗なの丸いドーム型です。プロがつんだドームはもはや芸術でした。蒸気なんていらねー!モップでゴシゴシで蒸気なんてでるかー!白い小麦なんて・・・八郷の山だから大丈夫(^ ^)と言ってみんなで笑っちゃいました。。窯が作りたくなりました。パンも焼きたいな。

その後、外のベンチで猫を交えてすみやさんとカオリさんと僕で井戸端会議をしました。原発の話をしました。原発に関することよりも、どうしたら日本で日常的に少し匂うことに関して話ができるのか、家族揃ってご飯を食べる時間こそ、テレビをみるよりも話すべき大切なことが山ほどあるのです。真夏の真っ昼間から熱い話になってしまいました。臭いものこそ、蓋をするだけではなく、しっかり発酵させて分解して還元していくべきなのです。自分にそう言い聞かせるように。

おや、すみやさんが小さな妖精を抱えていますね。スクープです。

某週刊誌にいくらで売ろうか考えています。

再来年の4月1日に発表されるみたいです。

帰ってからパネパンが入った袋を開くとパンが今すぐたべてと話しかけてきました。食べるといつの間にかパンは無くなってました。すごく食べやすかったのです。想像していた味と全然違った。ビールだと思って飲んだらりんごジュースだった、みたいな。

パネッツァはイタリアのパンだけど、フランスの田舎で食べた田舎パンも感じました。美味しいなぁ。写真撮る前になくなっちゃった。。

パーネトスカーナは塩が入っていない意味は塩のミネラルやらがなくなる分より粉の味がわかるという意味があったのです。トスカーナの豆系の素朴料理と合わせると美味しいんだろうなぁ。

イタリア行きます!

尚、パネッツァのパンは全国引っ張りだこの超人気パンです。青森から沖縄まで全国に卸先があるようです。パンの美味しさとすみやさんのお人柄があってのことですが、すごいっす〜。

スペイン巡礼22日目

2017.05.30 (tue) Ponferrada – Villafranca del Bierzo (19.1km)

味噌と練りごまのおかげかはわからないけれども昨日の寒気は嘘のように、大丈夫、今日も歩ける。一安心。あんまし長い距離歩くのは今日はやめておこう。。

湿度が上がってきている。そういえば小麦畑一色だった巡礼路も気がつけばぶどうの木が増えている。

ポピーと小麦が混在している場所があった。綺麗。わざとやってるのかな。

二階が壊れかけた家。車は綺麗。住んでるんだ。。

Villafranca del Bierzo到着。今日はここで休もう。休息大事。

初!薪窯のパン屋さん発見。町の人や巡礼者も並んでいる。初めて人がパン屋で並んでいるのを見ました。いいパン屋さんと見た!スペイン語翻訳機を使い研修させてもらえないか聞いて見た。販売の人が奥の職人さん聞きに行って確認してくれたけど、首を縦には振ってはくれなかった。強そうなおじさんでした。。写真は撮っても大丈夫みたいでした。横の扉が燃焼室です。パンの感じ見ると蒸気は入れてないっぽい。どのパンもしっとりしていて今まで食べたパンで一番美味しいです!そば粉が入ったパンに雑穀が練りこんであるパンいいなぁ。

いい歳のおじさんたちが昼間から河原で遊んでいます。こっちでは良く見る光景です。みんな楽しそうです。心のゆとりと経済的なゆとりは比例しないのかな。それを許容する仕組みが素敵です。

ちょっといい私営アルベルゲを取りました。

巡礼路は時間が経つのが遅い。40キロ歩いてもまだまだ時間がある。洗濯して、ご飯食べて、昼寝して、起きてもまだ時間がある。知らないことが多い、不安や緊張がある。そうすると時間が長く感じる。知っていることが多い、安心と安定がある、時間はすぐに過ぎ去って行く。贅沢だけどどっちも必要かな。だから旅に出るんだろうなぁ。

la espiga de oroのバゲットにトマト挟んだだけのボガディージョと豆のカンズメの夕食が沁みる美味しさでした。

スペイン巡礼21日目

2017.05.29 (mon) El Ganso – Ponferrada (40.6km)

久しぶりの山越え。霧雨の中歩き始めた。カメラのレンズが濡れるから何回も拭った。頂上に近づくほど光が注ぎ始めた。空に近いところを歩いたらパンのことなんてどうでもよくなった。この場所に来れてよかった。巡礼してよかった。疲れているはずなのに身体が軽くなって走ってくだった。

Ponferradaに着くと急に身体に違和感を感じ始めた。寒い。あー、これ熱だな。幸いなことに街にBIOの店があった。日本の味噌と練りゴマが売っていたので少し高かったけど買った。今日のアルベルゲはドネーション制の宿だった。若い女性の巡礼者たちは下着か水着がわからない格好で歩き回っている。今の体調には刺激が強すぎた。鼻血出た。

どんどん寒気がブルブル来始めたから持って来た服全部着て、寝袋にくるまってすぐ寝よう。最近歩きすぎかな。

外はまだ明るい。

スペイン巡礼20日目

2017.05.28 (san) Puente/Hospital de Órbigo – El Ganso (32.3km)

起きた時間から歩き始めている。一人だとそんなぐらいがいい。一人だけだと歩くのも結構は早いから遅くても昼過ぎくらいには目的地に到着するし、疲れたらそんなに歩かなくてもいいかなって思えるから気も楽だ。

朝から雨降りそうな天気で少し足早になる。カッパあるし、濡れてもいいんだけどね。

小麦畑にポピーが咲いてる。綺麗だなぁ。わざとかな。これは中川さんに報告です!

オムレツが好きだなぁ。おんなじような写真いっぱいある。味、結構違います。スペインの植林は平野に木を植える感じである。木を栽培している感じ。国土に対して平野が多いからかな。日本は山を植林してしまったから、、勿体無いなぁ。

小雨が降ったり止んだりしていたけど、Astorgamまで着いた。ここで泊まる予定だったけど、余裕があったから少し先に進もう。街中をパン屋の車が走っていていいパンの匂いプンプンしたけど、案の定パンはほとんど売り切れ。次の街に期待しよう。大きなカテドラルに別れを告げた。

石好きなんですよね。小石ですけど。巡礼路には石のアートがたくさんあります。道の上にも。誰が作ってるんだろ。そのままどれくらいの期間残ってるんだろ。みんないじらなくて日本と違うなぁ。

次の街まで意外と遠くて、ん?そろそろやめておこうかな地点に寂れた街発見。猫が迎えてくれた。当たりだ。

ビールはMaho、いつもながらに30キロ超えた後のビールは美味しさが一次元超えます。そのために30キロ以上歩いてます。

セクシーなおねぇさんが作りすぎたから、と言ってパエリアくれた、久々にご飯食べた。オリーブオイルと醤油を混ぜた中山特製ドレッシングをかけるとなんでもさらにうまくなる、ご飯うまい!このドレッシングおねぇさんにも好評でした。スペインで商品化決定しました。

今日泊まってる宿の巡礼者は大人な感じだ。ちょっと高めの宿を取る人たちは静かにパーソナルスペースもある程度確保したい人たちが多いようだ。高いと言っても12ユーロ。ヨーロッパ価格で言ったら格安だ。

ちょっと大人でセクシーなドイツ人の女の人が隣のベッドでドキドキしてしまいました。リビングで恒例の、なんでカミーノ歩いているの?から始まる会話で仲良くなれました。話してみるとドイツ人の人は日本人と話している感じがあって落ち着きます。

夜はみんなでご飯。大盛りパスタ。やっぱり、だれかと食べるご飯は格別です。

フィールシェパース!